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新監督を探すスウォンジー、ユナイテッドからギグス氏引き抜きに挑戦も?

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 ギャリー・モンク前監督を解任したスウォンジー・シティは、新監督としてマンチェスター・ユナイテッドでアシスタントコーチを務めるライアン・ギグス氏の引き抜きを狙うことになるのかもしれない。イギリス『インディペンデント』が伝えている。

 プレミアリーグで現在15位と成績が振るわないスウォンジーは、8日にモンク監督の解任を決定。クラブが4部リーグで戦っていた2004年に選手として加入し、キャプテンとしても監督としてもチームを躍進に導いてきた若き指揮官とたもとを分かつ苦渋の決断を下した。

 新監督候補としては、10月までリバプールを率いていたブレンダン・ロジャース氏の招へいも検討されたが、断られた模様だ。次にスウォンジーが目をつけたのは、ユナイテッドで監督修行中のギグス氏だという。

 ギグス氏はデイビッド・モイーズ監督が解任された2013-14シーズン終盤の4試合で選手兼暫定監督としてユナイテッドを率いた後、ルイス・ファン・ハール新監督のアシスタントに就任。現役時代を過ごしたクラブで名将の薫陶を受けて学んでおり、将来のユナイテッド監督だと目される。

 だが、攻撃的志向を持つ若手監督の就任を望んでいるというスウォンジーのヒュー・ジェンキンス会長は、その条件に一致する候補としてギグス氏の説得を試みる可能性もあると見られる。同世代のギャリー・ネビル氏がバレンシア監督に就任した今、プレミアリーグですぐに采配を振るう機会が与えられるのであればギグス氏にとっても魅力的な話かもしれない。

 スウォンジーの新監督候補としては、ほかに元チェルシー監督のアブラム・グラント氏なども挙げられている。いずれにしても、今週末のマンチェスター・シティ戦までに新監督が決定する可能性は低そうだ。

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