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もはや移籍市場の風物詩…本田の移籍情報錯そう

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 ミランに所属する日本代表MF本田圭佑の移籍の噂が錯そうしている。イギリスメディア『トークスポーツ』が10日に日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンが獲得に乗り出す可能性があると報道。イタリア『トゥットメルカート』はミランが本田、MFナイジェル・デ・ヨング、GKディエゴ・ロペスの3選手の移籍を容認したと伝えた。

 しかし11日になって『ミランニュース』が独自情報として、ミランの関係者が冬の移籍はないと報道を否定したと掲載した。

 今季の本田は公式戦初戦となった8月17日のイタリア杯3回戦のペルージャ戦で1ゴール1アシストの活躍。幸先の良いスタートを切ったかと思われたが、9月27日の6節以降はベンチからのスタートを続けている。今季は11試合に出場しているがゴールはなく、リーグ戦のゴールは昨年10月19日の第7節ベローナ戦以来、1年以上遠ざかっている状態。背番号10に対して厳しい目が注がれている。

 そしてミランは1月にシャルケから元背番号10のMFケビン・プリンス・ボアテングを復帰させることが濃厚となっている。アドリアーノ・ガッリアーニCEOが先日、『メディアセット』に対し「誰かを放出することができれば、誰かが加わるかもしれない」と発言したことから、本田の移籍の噂はさらに熱を帯びている。

 プレミアリーグのウェストハムやCSKAモスクワへの復帰の噂が報じられるなど話題が絶えない本田だが、確定的な情報はまだどこにもない。もはや移籍市場の風物詩ともいうべき“本田狂騒劇”は、今後もしばらくは収まりそうもない。

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