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ボアテング加入、バロテッリ復帰…ミランは強くなると信じるガッリアーニ

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 アドリアーノ・ガッリアーニCEOは、1月からミランの攻撃陣がさらに強くなると信じている。負傷者が戻り、MFケビン・プリンス・ボアテングが加わるからだ。

 コッパ・イタリアではサンプドリアを下してベスト8に駒を進め、20日のセリエA第17節ではフロジノーネに4-2と勝利し、公式戦2連勝で2015年を終えたミラン。ガッリアーニCEOはミラン専門サイト『milannews.it』のインタビューで、次のように述べている。

「この2試合には満足しているよ。サンプドリア戦が分岐点となったのは確かだね。フロジノーネ戦の勝利も良かった。ただ、我々全員が少し悔やんでいる。カルピと(エラス・)ベローナに勝っていれば、違う順位になっていたからだ」

 勝ち点28のミランは、カルピとベローナを沈めていれば、5位ローマに勝ち点で並んでいた。順位は変わらなかったが、首位インテルと勝ち点4差で2015年を終えることができていた。だが、実際にはインテルと勝ち点8差。大きな違いだろう。

 それでも、ガッリアーニCEOは2016年への期待をうかがわせている。シャルケとの契約を解消し、先日からミランで練習しているボアテングの加入がその理由の一つだ。

「ボアテングは多くのポジションでプレーできる選手だ。好調だし、ピッチのいろいろなところで手を貸してくれると思う」

 ガッリアーニCEOが期待するのは、FWマリオ・バロテッリとMFジェレミー・メネスの復帰も同様だ。

「彼らが戻ってくることで、我々の攻撃陣はさらに強くなる。私は、ミランにはとても重要なチームがあると考え続けているよ」

 だが、ガッリアーニCEOは目標であるチャンピオンズリーグ出場権獲得について「予想はしない」と述べた。ミランは2016年、上位陣に迫ることができるだろうか。


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