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ベニテス招へいまで「あと2時間」に迫っていたウエスト・ハム「何もかも合意していた」

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 ウエスト・ハムの共同オーナーであるデイビッド・サリバン氏は、今年の夏に現レアル・マドリーラファエル・ベニテス監督の招へいまで「あと2時間」に迫っていたと明かしている。

 昨シーズンまで率いていたナポリを退団したベニテス監督は、6月3日にマドリー監督に就任することが正式に発表された。ウエスト・ハムはその6日後に、現在チームを率いるスラベン・ビリッチ監督の就任を発表している。

 サリバン氏によれば、ベニテス監督は一旦はウエスト・ハム行き寸前まで近づいていたという。同氏はイギリス『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「今回我々は、周知の通り非常に高いレベルの経験豊富な監督を手に入れようと試みた。そのうちの一人とはすべて合意していたが、彼はレアル・マドリーへ行くことになった。そこで、残りの者たちの中から最高の監督を選んだ。それがスラベンだ」

「ベニテスを手に入れるまであと2時間だったが、そこでレアル・マドリーが割り込んできた。契約も、何もかも合意していたよ。素晴らしい監督だと思うし、ここに来ていれば素晴らしい仕事をしてくれていたはずだ」

 10月にリバプール新監督に就任した名将も、ウエスト・ハムが新監督候補にリストアップしていた一人だという。

「(ユルゲン・)クロップにもトライしたが、彼が来ることはなかっただろう。休養を取りたいと言っていたからね。だが私は、我々の手に入れた監督に満足しているよ」

 今季序盤戦は一時3位につけるなどプレミアリーグで好調な戦いを見せていたウエスト・ハムだが、ここ5試合連続で引き分けるなど8試合白星なし。28日に行われる第19節の試合ではサウサンプトンをホームに迎える。


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