[1.3 リーガ・エスパニョーラ第18節 エスパニョール 0-0 バルセロナ]

　リーガ・エスパニョーラは3日、第18節を行い、バルセロナとエスパニョールによるバルセロナダービーが行われ、試合はスコアレスドローに終わった。

　エスパニョールのホームに乗り込んだバルセロナは前半19分、左サイドのDFジョルディ・アルバが送ったクロスから好機を生み出す。しかし、FWリオネル・メッシとのパス交換からゴール前に進入したFWネイマールのラストパスはわずかにFWルイス・スアレスに合わず、シュートまで持ち込めなかった。

　すると、同26分にはエスパニョールがシュートチャンスを創出し、ジョナン・ジョルダンのCKをニアサイドで合わせたDFアルバロ・ゴンザレスがゴールを脅かす。だが、ボールは好反応を見せたGKクラウディオ・ブラーボに弾き出され、こぼれ球はDFジェラール・ピケにクリアされてしまった。

　前半36分にはゴール前で得たFKをFWリオネル・メッシが直接狙うも、GKパウ・ロペスの逆を突いて鋭い弧を描きながらゴールに向かったボールはクロスバーを叩いてしまう。さらに同44分にはショートコーナーを受けたメッシのパスから、MFアンドレス・イニエスタが強烈なミドルシュートを放ったが、ボールはゴール右へと外れて先制点を奪うには至らない。

　スコアレスのまま後半を迎えると、後半10分にはMFイバン・ラキティッチの浮き球のパスからPA内に進入したスアレスが鮮やかなトラップからシュートを放とうとするも、飛び出したP・ロペスにストップされる。さらに、スアレス自らがこぼれ球に反応してシュートまで持ち込んだが、ボールはポストに弾かれてしまった。

　その後もエスパニョールゴールを脅かすバルセロナだったが、後半31分にJ・アルバのクロスからネイマールが放ったジャンピングボレーがP・ロペスに阻まれるなど、粘り強い対応を見せたエスパニョール守備陣を攻略し切れず。16年初戦はスコアレスドローに終わった。

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