チェルシーは3日、プレミアリーグ第20節クリスタル・パレス戦で3-0の勝利を飾った。フース・ヒディンク監督は、この白星をきっかけに前進したいと考えている。

　開幕から続く不振でジョゼ・モウリーニョ前監督と別れたチェルシーは、ヒディンク監督がチームを率いるようになってからも勝利を手にすることができていなかった。しかし、2016年初戦のパレス戦で力強く勝ち点3を手にしている。

　チェルシーに結果が必要だったと感じていたヒディンク監督は、大きな意味を持つ勝利を喜んでおり、イギリス『スカイ・スポーツ』で以下のように話した。

「今日は本当に重要なステップだ。2試合引き分けが続いていたこのチームは、明らかにこの勝利が必要だった。我々は良い試合をしていたが、アンラッキーな失点があった。とにかく、この勝利が必要だったね」

「これは前進だ。チェルシーがあるべき道だね。プレーすることによって、自信を得ることができる。そして、ここには一流の選手がいる。クオリティーだけでは十分ではない。献身性であったり、守備の組織が必要だ。それは引いて守るということではない。自分のエリアで良い守備をするということだ。そこからクオリティーが発揮される」

　14位となったチェルシーは、ここから順位を上げていけるだろうか。

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