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長谷部との契約延長を目指すフランクフルトSD「話し合いは始めている」

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 フランクフルトのブルーノ・ヒュブナーSD(スポーツディレクター)が、日本代表MF長谷部誠についてコメントした。契約延長に向けた現状のほか、現役引退後についても語っている。

 長谷部はウインターブレーク前のブンデスリーガで、本来の中盤ではなく、サイドバックで起用されることが多かった。チームは降格圏と勝ち点3差の14位と苦しい戦いが続いているものの、与えられた役割をこなしてチームに貢献する姿勢は、高い評価を受けている。

 ヒュブナーSDは、そんな長谷部と引退後も良好な関係を築きたいと考えているようだ。ドイツ『ビルト』のインタビューに答え、次のように語った。

「キャリアを終えた後、長谷部をクラブに残す考えもあるから、彼に対する評価は高いよ。フランクフルトにとって、日本は重要なマーケットだ。長谷部は日本のフランツ・ベッケンバウアーのようだと言えるだろう。現役を終えた後も、長い間ともに仕事していくことが想像できるね」

 ヒュブナーSDは、幹部などの具体的な役職については一切コメントしていないものの、日本のマーケットの重要性を踏まえ、何らかの形で長谷部との関係を保ちたい考えがあることを示した。それだけに、まずは今季いっぱいで切れる契約の延長交渉を、早くまとめたい意思が強いとみられている。


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