beacon

途中出場ララナがAT決勝点! リバプールが5-4の壮絶な打ち合い制し16年初白星

このエントリーをはてなブックマークに追加

[1.23 プレミアリーグ第23節 ノリッジ4-5リバプール]

 プレミアリーグは23日に第23節を行った。リバプールは敵地でノリッジと対戦し、5-4の壮絶な打ち合いを制した。

 16年リーグ戦で白星がない(1分2敗)リバプールが序盤からノリッジに攻め込まれるもワンチャンスを生かして先制点を挙げる。前半18分、MFジェームズ・ミルナーのスルーパスに反応したFWロベルト・フィルミーノがPA左から左足シュート。威力はなかったが、GKデクラン・ラッドの左足に当たったボールが、右ポストの内側に当たってゴールに吸い込まれた。

 先制は許したが、攻撃の形を作っていたノリッジが前半のうちに逆転する。まずは29分、右CKからは押し込めなかったが、PA内で粘り強くつなぎ、最後はゴールを背にボールを受けたFWディウメルシ・ムボカニがDFママドゥ・サコを手で押さえながらヒールで流し込み、1-1。41分には、今冬エバートンから加入のFWスティーブン・ネイスミスがPA右から右足でゴール左に突き刺し、2-1で前半を折り返した。

 1点ビハインドのリバプールは早いうちに同点としたかったが、後半9分にDFアルベルト・モレノがネイスミスをPA内で倒してしまい、PKを献上。これをMFウェズリー・フーラハンに決められ、2点を追う展開に。しかし、リバプールがここから猛攻を見せる。1分後の10分、右サイドからDFナサニエル・クラインの低い弾道のクロスをPA右でフィルミーノが触って、中央のMFジョーダン・ヘンダーソンが右足で押し込み、2-3とした。

 後半14分にはMFジョードン・アイブに代えてMFアダム・ララーナを投入したリバプール。この交代策が奏功し、18分にカウンターからララナが左から上げたクロスをフィルミーノがトラップが落ち着いて右足で決め、試合を振り出しに戻す。30分にはノリッジDFラッセル・マーティンのバックパスがミルナーへの絶好のラストパスとなり、これをミルナーが冷静にGKラッドとの1対1を制し、4-3と相手のミスから逆転に成功した。

 リバプールは後半31分にFWクリスティアン・ベンテケを入れ、引き離しにかかったが追加点にはいたらず、終了間際にはDFスティーブン・コーカーを入れて逃げ切りを図った。しかし、アディショナルタイム3分にノリッジのパワープレーに屈し、DFセバスティアン・バソンに強烈ミドルを決められ、土壇場で4-4と追いつかれてしまった。

 このまま終了するかに思われたがまだ試合は終わっていなかった。後半アディショナルタイム5分、リバプールはCKの流れから相手のクリアボールをララナが左足ボレーを叩きこみ、5-4。劇的な勝利をおさめたリバプールがリーグ戦で16年初白星を挙げた。

●プレミアリーグ2015-16特集

TOP