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アザールが移籍の噂に言及、「パリSGにノーと言うのは難しいけど…」

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 チェルシーに所属するMFエデン・アザールが自身の去就問題について言及した。レアル・マドリーパリSG入りが噂されるなか、仏『ル・パリジャン』で語った内容を『ESPN』が伝えている。

 昨季のプレミアリーグでは14得点を決め、優勝へ貢献するとPFA年間最優秀選手賞にも輝いたアザールだが、今季は不振にあえいできた。それでも負傷から復帰したここ数週間は、フース・ヒディンク監督の下で徐々にかつての輝きを取り戻しつつある。今夏にもレアルやパリSGへ移籍すると噂されるなか、ベルギーの至宝が口を開いた。

「どんなことでも起こりうる。それは確かだ。しかし僕にはチェルシーとの契約がまだ4年半残っている」と指摘。「たとえ今年が難しい年になってしまったとしても、チェルシーで満足しているよ。毎シーズン優勝トロフィーを獲得できる、良いチームだと思う」と語った。

 昨年末にはヒディンク監督がアザールは夏に移籍するのではと発言していたが、「そんなことが起きるとは思わないな。とにかく、みんなが『エデンは移籍する』と言うんだよ」と言い、「僕が残ると言った時はいつだって、実際に残り続けてきた。一方、リールでの最後の年の時は移籍すると話していたし、実際に移籍した」と話している。

 噂されるR・マドリーについても口を開き、「もちろん、ジネディーヌ・ジダン監督には興味がある。彼が選手の時は僕のアイドルだったからね。僕のことをずっと褒めてくれてもいる」と可能性を否定せず。

「いずれの場合にせよ、僕は世界で最高の監督と共にプレーしたいと思っている。ジダン監督がそのカテゴリーの監督なのはどうかはわからないけどね。まだ監督としては1月にスタートを切ったばかりなのだから」

 また、アザールはこれまで語ることのなかったパリSG入りの噂についても言及。「パリSGにノーと言うのは難しい。他の有力チームと同様、あそこも欧州チャンピオンズリーグ(CL)を優勝するだけの実力があるチームだ」と言いつつも、「パリSGは世界最高峰のカテゴリーのチームの1つだ。自分にとって、CLを優勝することがメインの目的だ。だけど今のところ、移籍は考えていない」と現状に満足していることを強調した。

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