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上海申花と契約解消のケーヒル、次はどこへ? 「日本や韓国からの電話もあった」

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 オーストラリア代表FWティム・ケーヒルは、母国のAリーグのクラブに加入する可能性を否定しつつ、日本や韓国、中国などのクラブから誘いを受けたと明かしている。

 中国スーパーリーグの上海申花でプレーしていたケーヒルは、同クラブとの契約を解消して退団することを16日に発表した。グレゴリオ・マンサーノ新監督から構想外であることを告げられたとのことだ。

 オーストラリアサッカー連盟(FFA)のデイビッド・ギャロップCEOは、Aリーグ入りの可能性についてケーヒルに個人的な打診を行ったが、オーストラリアのクラブが金銭面で「要求を満たせない」ために不可能だと告げられたと話していた。

 だがケーヒルはこれを否定し、次のように主張している。オーストラリア『FOXスポーツ』が同選手のコメントを伝えた。

「僕について言われたり書かれたりしたことに、本当に深く傷ついている。何より傷ついているのは、FFAに対して、彼らが僕の要求を満たせないと言ったという話だ。これはまったく間違っている」

「今週(上海申花との)契約を解消して以来、FFAの誰とも契約条件やお金のことについて話はしていない」

 ケーヒルはAリーグ加入について「扉を閉ざしたことはない」としながらも、今月2日にすでに移籍期間の終了している同リーグに加入するのは不可能だと主張する。

「Aリーグへの移籍を考えることができない理由は、上海申花との契約を解消する前に移籍ウインドウが閉じていたからだ。FIFAの規定により、Aリーグのどのクラブも僕と契約することはできなかった。そのことを僕に知らせてきたのはFFAだったし、FFAとの話はそれで終わりだった」

 今後については、日本も含めたアジア各国のクラブから獲得の打診を受けているようだ。

「何も隠すことはないから、オープンになり正直になることができる。イングランドの移籍ウインドウは閉じて、Aリーグも閉じて、ほかのすべてのウインドウも閉じている」

「日本からの電話も受けたし、韓国からの電話も受けたし、中国スーパーリーグからも、2部リーグからも電話があったよ」
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