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チェルシー、「イタリアのモウリーニョ」コンテと大筋合意? 3月中旬までに発表?

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 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は23日の紙面で、チェルシーとイタリア代表のアントニオ・コンテ監督が接触し、来季からの契約に向けて「大筋合意」に達したと報じた。だが、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏の最終決断を待つことになるという。

 今季途中にジョゼ・モウリーニョ氏が去り、フース・ヒディンク現監督を招へいしたチェルシーだが、来季から新たな指揮官を招く見込み。アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督やユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督らとともに、その有力候補とされてきたのがコンテ監督だ。

 『ガゼッタ』によると、コンテ監督は秋にチェルシーを訪れ、練習施設などに満足したという。また、現在のチームに「2、3選手」を加えるだけで、プレミアリーグの上位を再び争えるようになるとの確信を持っているそうだ。

 そして最近、チェルシーとコンテ監督は直接コンタクトを取ったという。契約についても話し合われ、すでに文書化した「大筋合意」があるとのことだ。アブラモビッチ氏が完全にコンテ監督招へいを決めた時点で実行に移されるという。そのため、『ガゼッタ』も「完全に決まってはいない」としているが、「大きな一歩」と報じた。

 チェルシーはシメオネ監督にも強い関心を寄せているとされるが、『ガゼッタ』は同監督には言葉の問題があり、アトレティコとの絆も強いと報道。チェルシーはシメオネ監督のためなら大金を投じる用意があるとしつつ、「彼は金だけで決める男ではない」と報じた。

 一方で、『ガゼッタ』はアッレグリ監督について、本人とユベントスが否定しているものの、アッレグリ監督自身がプレミアリーグに関心を抱いていることから、「まだ道はオープン」としている。

 『ガゼッタ』は、チェルシーが3月中旬までに新監督を発表する予定とし、「コンテがほかをリードしている印象」と伝えている。「イタリアのモウリーニョ」とも言われるコンテ監督が、モウリーニョ氏と縁の深いチェルシーを率いることになるのか。今後の進展が注目される。

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