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慎重なレスター指揮官「本命はトッテナムとアーセナル」

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 FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは、プレミアリーグの首位を走っている。しかしクラウディオ・ラニエリ監督は、優勝の本命がトッテナムアーセナルだと“けん制”した。

 開幕から快進撃を続けて今シーズン最大のサプライズとなったレスターは、第27節を終えて2位トッテナムと勝ち点2差で首位を走っている。強豪と対戦しても互角の戦いをするレスターは、このまま優勝してもおかしくないほどの強さだ。

 だが、ラニエリ監督は勘違いをするつもりはないのかもしれない。ウェスト・ブロムウィッチ戦の前日会見の様子を、イギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「トッテナムとアーセナルが優勝争いの本命だと思う。アーセナルには、何でもできるだけの選手がいる。彼らはすべての試合に勝つことだって可能だ」

 ラニエリ監督は、ライバルの結果よりも自分たちの試合に集中すべきだと考えている。週末にアーセナルがマンチェスター・ユナイテッドに敗れたことは、レスターにとって大きな後押しだが、イタリア人監督は気にしていなかったそうだ。

「家族と過ごしていて、(アーセナルの)試合は見ていなかった。戻ってからは、ウェスト・ブロム戦に集中しているよ。大事なのは、我々がどうするかだ。ほかではなくてね」

 前半戦のWBA戦は、3-2で接戦を制した。

「WBAとの最初の試合は難しかった。相手に先制されたが、そこから立ち直った。同じように厳しい試合になるだろう。賢く戦い、正しいタイミングでやらなければいけない」

 MFエンゴロ・カンテを欠くことになるレスター。首位を維持することはできるだろうか。


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