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トッティは世界遺産? サンプ会長が「彼こそがローマであり、カルチョ」と絶賛

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 ローマの王子はアンタッチャブルな存在であり、世界にとって大事な「遺産」だ。サンプドリアのマッシモ・フェレーロ会長が、FWフランチェスコ・トッティを絶賛した。

 今季で契約が満了する39歳のトッティは、シーズン後の去就が騒がれている。1日にはジェームス・パロッタ会長と会談しており、イタリアメディアはキャプテンが来季も現役を続ける希望を繰り返し表明したと報じている。

 強い個性で注目されるサンプのフェレーロ会長は、トッティについて次のように述べている。イタリアメディアが伝えた。

「彼はローマの財産だ。ユネスコ(の遺産)のようなものだよ。トッティこそが『ローマ』なんだ。彼がローマに命を与えた。彼はロマニスタでいなければいけない。幹部のポストにふさわしいはずだ」

 サンプのビンチェンツォ・モンテッラ監督は先日、現役時代にチームメイトだったトッティの騒動について聞かれると、「サンプに来れば敬意を表する」と述べた。「トッティがサンプドリア移籍を望んだら?」との質問に、フェレーロ会長は再びローマの背番号10へのリスペクトを見せている。

「来てくれたらいいね。まったく問題ないよ。トッティこそが『カルチョ』なんだ。ほかは『ボール』に過ぎない」


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