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FIFA新会長、あらためてW杯出場国増加を主張「より多くの国が夢を見ることができる」

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 FIFAの新しい会長に就任したジャンニ・インファンティーノ氏が、ワールドカップ(W杯)の出場国を増やす意向をあらためて明らかにした。世界のサッカーカレンダーに与える影響もないと語っている。

 インファンティーノ氏は会長選挙に立候補する際、W杯出場国を現状の32から40に増やすことや、同一大陸での開催は2大会あけてからにすること、同一大陸での複数国での共催を可能にすることなどを公約に掲げ、当選している。だが、出場国を増やすことが選手の負担増大につながるとして、ヨーロッパのクラブ協会は反対の考えを示している。

 しかしインファンティーノ会長は『FIFA1904』のインタビューで、出場国増加の考えをあらためて表明した。次のように持論を語っている。

「私がW杯の出場国を40に増やそうと考えているのは事実だ。40か国といえば、FIFA加盟国のわずか19パーセントに過ぎない。大陸別大会が加盟国の30パーセントを集めて行われるのと比較しても、それほど多いわけではない」

 インファンティーノ会長にはW杯出場国の増加によって、より多くの国に可能性を広げる考えがある。慎重な姿勢を強調しつつも、改革に意欲を見せている。

「さらに8か国に出場する可能性を与える。しっかりした予選を行えば、より多くの国が夢を見ることができるようになるのだ」

「もちろん、現状を分析して、検討する。しかし、出場国増加はカレンダーに影響を及ぼすだろうか?私はそうは思わない。しっかり検討する必要はあるが、我々は前進しなけれなばならない」
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