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ドルトムントを称賛するペップ「バイエルンがいなかったら彼らが王者」

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[3.5 ブンデスリーガ第25節 ドルトムント0-0バイエルン]

 ブンデスリーガは5日、第25節1日目を行い、首位バイエルンは敵地で2位ドルトムントと対戦し、0-0で引き分けた。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「結果は悪くない。内容も良かった」と、スコアレスドローに終わった天王山を評価した。両クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

「攻撃的なプレッシングが最初の20分間は上手く機能しなかったが、後半は良かった。勝利できるだけの得点チャンスは十分にあった。ドルトムントにも何度かチャンスはあったが、それは当たり前のこと。ここですべてのカウンターを阻止することはほぼ不可能だ」

 両チームがチャンスをつくった末のスコアレスドロー。指揮官は特に最終ラインの一角で先発し、FWピエール・エメリク・オーバメヤンのカウンターを抑えたDFヨシュア・キミッヒのプレーに「賛辞を送る」と感謝している。

「彼はチャンピオンズリーグでビッグプレイヤーと対戦し、今日はオーバメヤンとやり合った。彼には情熱があるし、確実にすべてがそろっている」

 グアルディオラ監督は注目の首位攻防戦について「とても見応えのあるドイツサッカー界にとって価値ある試合になった」と総括。「バイエルンがいなかったらドルトムントがドイツ王者になるだろう。そしてドルトムントがいなかったら我々はすでにリーグ優勝が確定しているはずだ」と述べ、最大のライバルであるドルトムントへのリスペクトも口にしていた。

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