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勝利の代償…3人負傷交代のアーセナル「最も深刻なのはラムジー」

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[3.8 FA杯5回戦再試合 ハル・シティ0-4アーセナル]

 アーセナルは8日、敵地でハル・シティとFA杯5回戦の再試合を行い、FWオリビエ・ジルとFWセオ・ウォルコットがそれぞれ2得点を挙げ、4-0で快勝した。12日に行われる準々決勝ではワトフォードと対戦する。

 2月20日にホームで行われたFA杯5回戦のハル・シティ戦では0-0で引き分けに終わったが、再試合では快勝したアーセナル。クラブ公式サイトによると、アーセン・ベンゲル監督は「我々の仕事はプレーすることだ。チームには偉大なスピリットがあり、今夜もそれを証明できたと思う」と、8強入りを喜んだ。

 しかし、悩ましい問題も発生した。この試合で使った3枚の交代枠すべてが負傷によるものだった。前半33分に相手との接触プレーでDFペア・メルテザッカーが、後半12分にはハムストリング負傷でDFガブリエル・パウリスタ、後半38分にはガブリエルと代わって入ったMFアーロン・ラムジーが負傷交代を余儀なくされた。

 特にDFローラン・コシールニーが離脱中のセンターバックが心配だ。だが、ベンゲル監督は「メルテザッカーは目の上を切っただけで、すぐに戻れるだろう。ガブリエルはハムストリングを痛めた」と、それほど心配していないようで、それよりも「ラムジーは腿の問題だ。最も深刻なのはラムジーだと思う」とラムジーの状況を心配した。

 なお、アーセナルは12日にプレミアリーグ第30節でWBAと対戦。16日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第2戦バルセロナ戦を控えている。

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