バルセロナのロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)は、夏の移籍市場でビジャレアルMFデニス・スアレスを復帰させる可能性が高いことを認めている。

　バルセロナBでプレーしていたD・スアレスは、セビージャへのレンタルを経て昨夏にビジャレアルへ移籍。だがバルサは300万ユーロ(約3億7000万円)を支払うことでD・スアレスを再獲得できる権利を有しており、この金額を支払いをすでに決断したと報じられていた。

　ロベルトSDもその可能性を強く示唆している。スペイン『TVE』で同SDが次のように語ったとしてスペイン複数メディアが伝えた。

「冬の移籍市場でチームに加えようと検討した選手だったが、状況によりうまくはいかなかった。ビジャレアルの姿勢は論理的なものだった」

「おそらく夏の移籍市場では来ることになるだろう。バルセロナがチームに加えられる可能性のある選手だ」

　一方で、以前からバルセロナの有力な新戦力候補だと言われ続けていたセルタFWノリートからは手を引くことになるかもしれない。

「冬の移籍市場での状況は良いものではなかった。可能性を検討はしたが不可能だったんだ。その時点ではチーム状況により動くのは簡単ではなかったし、我々のできる動きはセルタの気に入るものではなかった」

「夏の移籍市場になるとまた変わるし、状況は異なってくる。別のタイプの選手を獲りにいくこともあり得るかもしれない」

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