インテルは19日、セリエA第30節でローマと対戦する。ロベルト・マンチーニ監督は、「非常に重要な試合」だと語り、大一番に向けて集中力を高めている。

　来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を目標としているインテルは、3位ローマと勝ち点5差という状況。直接対決は差を縮める絶好の機会だ。18日の会見の様子をイタリアメディアが伝えた。

「何でも起こり得る試合だ。相手は好調で、非常に強い。彼らがスクデット(セリエA優勝)を目標にスタートしたチームであることを忘れてはいけないね。これが決定的な試合になるかは分からない。ただ、もちろんデリケートで重要な試合だ」

　FWマウロ・イカルディの不在により、まだ得点がないFWエデルにはより大きな期待が集まる。

「エデルは加入してから常に良いプレーをしている。批判は理解できない。彼に足りないのはゴールだけだ。ただ、サッカーはこういうものだ。すぐにでも得点を取り戻すと思うよ。大事なのは、良いプレーをしていることだ」

　8連勝中のローマが相手。それもアウェーゲームとなれば、引き分けも悪くない結果かもしれない。

「いつだって勝利を目指して戦うものだと思う。明日の我々もそうだ。その後で最終的にどうなるかだ。とにかく、我々は勝ちたい」

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