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現地紙がヘタフェ戦の乾に高評価、「最もインスピレーションにあふれていた」「均衡を崩す存在」

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 18日のリーガエスパニョーラ第30節、アウェーでのヘタフェ戦(1-1)で同点弾をアシストするなど活躍したMF乾貴士は、現地紙から大きな評価を得ている。

 87分にFWボルハ・バストンの同点弾をアシストした乾だが、この試合の活躍はその場面だけにとどまらず、ドリブル突破、クロスなどによって攻撃の起点となったほか、68分にはポスト直撃となるシュートも放っている。

 スペインの現地紙は、この日本人MFを高く評価した。『マルカ』は採点で、ボルハとともにチーム最高タイの8点(10点満点)を付けた。チーム内MVPこそボルハとしたものの、乾の寸評では「アルメーロス(エイバルの愛称、武器業者の意)の中で、最もインスピレーションにあふれていた。同点とするシーンのアシストは見事」と、その創造性を称えた。

 一方、『アス』での乾の採点は、チームのほか9選手と同じ2(3点満点)となった。しかしながら、同選手をこの試合のMVPとなるエル・クラック(名手)に選定しており、その理由として「均衡を崩す最たる存在だった。ボールを持つと蛇のように進んだ」と記している。

 また、エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督は試合後会見で乾について問われ、「彼は左でも右でもプレーできる。今日は良いプレーを見せたし、何度も攻撃に参加し、決定機を生み出した。だからこそ我々は彼という選手を好んでいるし、だからこそ獲得したんだ」と称賛。乾にとって、確かな存在感を発揮した一戦となったようだ。

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