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ナポリ、イグアイン去就報道で激怒 『メディアセット』の取材拒否を宣言

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 ナポリが激怒した。イタリア『メディアセット』の報道を受け、今後の取材拒否を宣言している。

 『メディアセット』は、ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長のファミリーが保有するメディア。ナポリが問題視しているのは、FWゴンサロ・イグアインの去就に関する報道だ。

 今季のイグアインはセリエAで29得点とゴールを量産しており、35得点という年間最多得点記録の更新も期待されている。ナポリとは2018年までの契約を結んでいるが、ビッグクラブからの関心は絶えない。そのため、ナポリはイグアインとの契約延長を目指している。

 アウレリオ・デ・ラウレンティス会長によると、イグアインとナポリの契約には、約9400万ユーロの契約解除金が設定されている。イグアイン側は移籍する際のハードルとなる契約解除金の減額を希望していると言われる。

 ナポリが30日の声明で発表したところによると、『メディアセット』は「イグアインが契約延長を拒否し、デ・ラウレンティス会長が遺憾ながらも認め、クラブが代役を探しており、契約解除金を大幅に下回る金額で安売りする」と報じた。だが、ナポリはこれらが「存在しないこと」と否定している。

 報道を受け、ナポリは『メディアセット』との関係を「すぐに中断」すると発表。今後はインタビューを受けつけないとした。これはスタジアムでも適用されるという。さらに、ナポリは次のように続けた。

「ナポリとそのサポーターは、強力な力と、穏やかながら気迫に満ちた雰囲気を壊そうとする者を恐れない。リスペクトを求める」

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