リバプールからミランにレンタルで加入しているFWマリオ・バロテッリは、期待されたほどの活躍を見せていない。ミーノ・ライオラ代理人が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で同選手の今後に触れている。

　バロテッリは、昨年夏にミランに復帰した。加入当初は存在感を示して期待がふくらんだが、その後、負傷で長期離脱。復帰後は本来の状態を取り戻せず、EURO2016出場も危ぶまれている。

　ライオラ代理人がバロテッリの現状について、このように話した。

「彼のふるまいについて、私から言えることはない。実際は、ケガの後でうまくギアが入っていないというところだ」

「ミランが完全移籍に動かない?現時点でより大事なのは、ピッチ上のマリオに笑顔が戻ることだ。プライベートではそれができている。それだけじゃダメだ。彼がショックを必要としているのは確かだね」

　同じミランでは、17歳の守護神ジャンルイジ・ドンナルンマもライオラ代理人のクライアントだ。イタリア期待の若手GKの契約延長については「問題ない」と語り、こう続けている。

「(CEOのアドリアーノ・)ガッリアーニと会って、この件も話した。もし、いつかドンナルンマがミランを離れる日がきたら、それは国外しかあり得ない。イタリアではミランだけだ」

　ライオラ代理人は、若きミランの守護神がEURO2016のイタリア代表に含まれてもおかしくないと主張。「もちろんプレーはしないが、次のワールドカップに向けた経験」のためにも、アントニオ・コンテ監督が招集を考えているのではないかと述べている。

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