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緊迫した試合終盤のフェアプレーが話題に…アドゥリスが相手GKの靴ひも結び観客拍手

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 ビルバオのスペイン代表FWアリツ・アドゥリス(35)の紳士的な対応が話題となっている。スペイン『マルカ』などが報じている。

 ビルバオは3日にリーガ・エスパニョーラ第31節でグラナダをホームに迎えた。試合は前半28分に先制するも、アドゥリスのPK失敗もあり追加点を奪えないでいると、後半32分に痛恨の失点。是が非でも勝ち点3が欲しい中、後半42分にアドゥリスがグラナダのGKアンドレス・フェルナンデスのスパイクの紐が解けていることに気が付く。

 ゴールキーパーはキーパーグローブをつけているため、、紐をしっかり結ぶためにはキーパーグローブを外さなければならず、時間がかかってしまう。そのことを考えての行動かはわからないが、アドゥリスがGKに歩み寄り、スパイクの紐を結んであげた。この行為に対してスタンドの観客はスタンディングオベーションで彼を称えた。

 試合は1-1のまま終了。来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を狙うビルバオにとっては勝ち点2を取りこぼす結果となってしまったが、今季リーガで17得点を挙げるなどの活躍で、先日35歳にして代表復帰を果たしたアドゥリスのフェアプレーにスタジアムは温かい雰囲気に包まれた。

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