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独紙評価:「夢のような連係」からアシストの清武、ブンデス公式でマン・オブ・ザ・マッチ

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 8日に行われたブンデスリーガ第29節のヘルタ・ベルリンハノーファーでは、3人の日本人選手がフル出場した。アシストを記録したハノーファーMF清武弘嗣に高い評価がついた一方で、失点に関与した同DF酒井宏樹の評価は低めとなっている。また、見せ場が少なかったヘルタFW原口元気の評価も低かった。

 開始直後に失点したハノーファーは、18分に清武のアシストで同点に追いついた。ドイツ『キッカー』は、マヌエル・シュミデバッハのヒールパスを受けた連係を「夢のようなコンビネーション」と絶賛。そこから「ノールックパスで(アルトゥル・)ソビエフにボールを届けた」と、得点シーンを説明した。

 『ビルト』は、清武のプレーを「2」と評価。これはハノーファーの得点者2人と並んで両チーム最高タイだ。一方、酒井は「4」でチーム最低タイの評価となっている。最下位相手に苦しんだヘルタは全体的に低い点数が付き、原口は全体で最低タイの「5」だった。

 ブンデスリーガ公式ウェブサイトは、清武をマン・オブ・ザ・マッチに選出。「日本人は(全選手中最多の)4本のシュートチャンスをつくり、そのうち1本がソビエフの同点弾につながった」とチャンスメークを高く評価した。さらに、次のように記されている。

「ハノーファーのプレーメーカーは、チームで一番ボールを多く持っていた。さらに競り合いの勝率は73%と、攻撃的な選手としては素晴らしい数字を記録。この試合での最高値である」

 清武が同サイトのマン・オブ・ザ・マッチに輝くのは、これで今季4回目だ。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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