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大興奮のリバプールファン 息子の名前に決勝ゴールの英雄の名を付ける

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 クラブ史上に残る名勝負で決勝ゴールを決めた英雄の名前は、いろいろな形で語り継がれることになりそうだ。ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝でドルトムントを相手に4-3の逆転勝利を収めたリバプールのファンが、息子の名前を「デヤン」にすると、イギリス『BBC』に語っている。

 57分の時点で1-3とリードされて、4強進出のためには3ゴールが必要だったリバプールは、最後まで勝利をあきらめなかった。66分にコウチーニョが1点を返すと、77分にはDFママドゥ・サコが同点ゴールを決める。そしてアディショナルタイムには、DFデヤン・ロブレンが逆転ゴールを決めてベスト4進出を果たした。

 リバプールの大ファンであるマイケルさんは、アンフィールドに行くことはできなかった。妻の初めての出産に立ち会ったからだ。長男の誕生、愛するクラブの劇的勝利という二重の喜びに包まれたマイケルさんは、この試合を見て息子の名前を決めたようだ。

「僕は息子の名前を『デヤン』と名付けることにしたよ。僕の人生で最高の一日だ。僕はリバプールなんだ」と、BBCのラジオで歓喜した。

「僕は(04-05のチャンピオンズリーグを優勝した)イスタンブールにも、(83-84のチャンピオンズカップを優勝した)ローマにも行った。どんなときもチームに付いて行き、素晴らしい経験をしてきたよ

 父となったマイケルさんは、きっと近い将来、デヤンくんと一緒にリバプールの試合を見に行くに違いない。

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