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引く手あまたのマケレレ2世 獲得レースはPSGがリードか

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 プレミアリーグで首位に立つレスター・シティの中盤を支えるフランス代表MFエンゴロ・カンテは、今夏の移籍市場における目玉選手になりつつある。現地では、レスターとの契約解除金が2000万ポンドであると報じられ、現時点ではパリSGが移籍先の最有力候補だという。

 圧倒的な運動量で中盤を制圧し、ピンチの芽を摘んでいくカンテは、その活躍から『マケレレ2世』とも評されるようになった。レスター躍進の原動力ともなっているカンテの獲得を目指し、すでに多くのビッグクラブが動き出している。

 トッテナムアーセナルチェルシーのプレミア勢を抑えて、移籍先の最有力候補に挙げられているのがPSGだ。チャンピオンズリーグの準々決勝で敗退したPSGは、チームの再建に着手するという。来季の開幕時にはイタリア代表MFチアゴ・モッタも34歳になるため、その後継者として、また中盤の中心選手としてカンテを加えたいようだ。

 フランスのカーンから600万ポンドの移籍金でレスターに加入したカンテは、先月25日のオランダ戦に途中出場してフランス代表デビューを果たした。29日のロシア戦では初めて先発出場すると、代表初ゴールを記録して4-2の勝利に貢献。そのロシア戦後には「来シーズンは決して分からないものだし、どうなるのか見てみよう」と、移籍に前向きな姿勢を見せたカンテは、来季どこでプレーすることになるのだろうか。

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