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レスターファンで審判変更…ベンゲルらは「完全に反対」

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 18日に行われるプレミアリーグで、トッテナムスウォンジーと対戦する。この試合の担当主審が変わったことに、アーセナルアーセン・ベンゲル監督が「失望した」と語った。そして、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、「同意できる点がある」と述べている。

 スウォンジー対トッテナムは、ケビン・フレンド氏が主審を務める予定だった。しかし、同主審がレスター出身であること、ファンとしてレスターの試合を観戦に行ったことがあることがSNS上で話題に。トッテナムは現在、プレミアリーグでレスターと勝ち点7差の2位につけているため、レスターの優勝をアシストするのではないかといった憶測が生まれた。その後、担当レフェリーが変更となっている。

 この反応を理解できないのが、ベンゲル監督だ。イギリス『ガーディアン』が、指揮官のコメントを伝えた。

「私は完全に反対だ。レフェリーはプロであり、フェアにやるものだ。こういうことで誰かがレフェリーだと、フェアじゃないことがあると思われてしまう。こういったことが起こることが驚きだ。SNSが、規則やレフェリーに影響してはいけない。トップレベルの人には、こういった決定をする義務がある。私はその決定に驚いているし、失望している」

 ポチェッティーノ監督も同じ考えだ。

「我々は不平不満を言わない。すべてのレフェリーを信頼している。この決定を全員が理解するのは難しいかもしれない。だが、それは我々が関与するところではない。ケビンが月曜日の試合でレフェリーを務めるなら、私はそれで問題なかった。ただ、こういった問題が起こることもある。とにかく、全レフェリーを信頼しているよ」

「うまく言葉を扱えないから、私にとって難しい。私が話しすぎることでミスを犯すのはゴメンだね。ただ、いくつかのポイントについてはアーセンに同意する。レフェリーの健全性を保ち、常に支持することが大事だ。彼らも人間で、ミスをすることがある。それは我々と同じだ。次の機会に再び信頼と敬意を見せることが大事だね」

 なお、ストーク・シティ対トッテナムの試合はニール・スワーブリック氏が主審を担当することが決まっている。

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