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複数クラブからの関心を認めるバッカ代理人「ミランは彼に満足しているが…」

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 ミランFWカルロス・バッカの代理人は、夏に移籍するのではないかとの噂もある同選手の現状について語った。ミランで順調に過ごしているとしながらも、複数クラブが関心を示していることも認めている。

 今季セビージャからミランに加入したバッカは、クリスティアン・ブロッキ新監督の初采配となった17日のセリエA第33節サンプドリア戦でも1-0の決勝ゴールを記録。ナポリFWゴンサロ・イグアインに大差をつけられながらもリーグ2位タイの得点数を挙げるなど、十分な活躍を見せている。

 来季からカルロ・アンチェロッティ監督が率いるバイエルンなどからの関心も噂される同選手について、代理人のセルヒオ・バリラ氏はスペイン『エスタディオ・デポルティボ』に次のように語った。

「ミランがカルロスを獲得したのはゴールを決めてもらうためであり、実際に彼は決めている。ケガをすることもない選手で、ゴールも決められるしユニフォームも売れる。ミランとは最近も話をしたが、彼に満足していると言っていたよ」

「ミランとの契約はまだ何年も残っている。夏に何が起こるかは分からないが、サインしたときにミランもカルロスも考えていたのは、何年もプレーを続けていくことだった。クラブや選手が考えを変えれば話は別だし、今の時点で何か具体的なことを言うのは難しいがね」

 冬の移籍市場では中国も含めた複数クラブから移籍の打診を受けており、それらのクラブは現在もバッカに関心を持ち続けている様子だという。

「1月には様々なクラブからの関心があった。すべてを検討した上で、彼は何も動かないようにすると言ってきたよ。最近また、そういうクラブから夏に向けての接触があった」

「各クラブが優れた選手たちを追うのは普通のことだ。欧州のクラブがカルロスに関心を持ち、状況を確認してくるのは普通のことだろう。夏には色々な動きがあるだろうね」


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