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監督ジダンを評価するデル・ピエロ氏「マドリーのメンタルを変えた」

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 1996-97シーズンから2000-01シーズンまで、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏と元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンは、ユベントスで、ともにプレーしていた。デル・ピエロは当時のチームメイトの現在の仕事を高く評価しているようだ。

 イタリア代表が2006年のワールドカップを優勝カップを掲げた思い出の場所でもあるベルリンで開催されたローレウス賞の授賞式後、デル・ピエロがメディアにコメントした。スペイン『アス』が報じている。デル・ピエロにとっても4月に入ってからのバルセロナの低調ぶりは、予想外だったという。

「ちょっと驚きだよね。もし誰かが2週間前に『これからバルサが勝ち点7、8以上を落とすよ』と言ったり、『チャンピオンズリーグ(CL)から敗退するよ』と言ったとしても、『そんなことあり得ないよ』と言い返していただろう。彼らが見せていたサッカーからしても、バルサにそんなことは起きないだろうってね」

「でも、これがこのスポーツの美しい部分だと思う。信じられないことが起こり得るし、これからリーガで何が起こるんだろうと、より注目することになった。レアル・マドリーアトレティコ・マドリーは、大きなライバルだからね」

 マドリードに本拠地を置く2チームの名前を出したデル・ピエロは、現在レアルで指揮を執っているかつてのチームメイトについても言及した。

「これだけの成果をあげられているのは驚きだし、監督になるための準備をしっかりしていたんだね。この短期間で、ここまでの事をするのは簡単なことではないよ。彼はマドリーのメンタルを変えた。チーム、そしてファンのメンタルもね。リーガとCLでの彼の成功を心から祈っているよ」

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