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ミュラー、ビダルのシミュレーションを認める 主審も「誤審を謝罪したい」

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 19日に行われたDFBポカール準決勝でバイエルンはブレーメンに2-0で勝利したが、2点目については大きな疑問が残っている。FWトーマス・ミュラーは、MFアルトゥーロ・ビダルがシミュレーションをしたと認めた。

 1点リードで迎えた70分、ビダルはペナルティーエリア内で倒れ、バイエルンがPKを獲得した。これをミュラーが決めて2点差としたバイエルンは、決勝進出を決めている。

 試合後に映像を確認したミュラーが、ドイツ『ARD』でこのように語った。

「試合中はファウルに見えた。相手はリスクを冒して奪いにいき、アルトゥーロはどちらかといえば自分を守るために飛んだようだった。でも、それが接触なしで倒れて良い理由にはならない」

「これはシミュレーションだ。接触していない。言い訳はできないね。もし、僕たちがこういった形でPKをとられていたら、僕もおそらく違う口調でここに立っていただろう」

 ドイツ『ビルト』は、トビアス・シュティーラー主審のコメントを伝えた。

「少し見にくかったが、誤った判定をしてしまった。誤審だ。謝りたい。残念ながらこの場面が目立ってしまったが、勝負を決定づけた場面ではないだろう」

 ブレーメンが同点弾に迫っている時間に決まったバイエルンの2点目。ブレーメンが激怒するもの当然だろう。

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