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ブロッキ采配に激怒のバッカが謝罪、指揮官はエースの行動を称賛

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 ミランFWカルロス・バッカが22日、クリスティアン・ブロッキ監督とチームに謝罪した。指揮官はエースの行動をたたえている。

 バッカは21日のカルピ戦で、ブロッキ監督に交代を命じられた際、怒りをあらわにした。交代したMFジェレミー・メネスと握手や抱擁をかわすこともせず、ベンチにも座らないでロッカールームに直行している。

 指揮官の采配に反発した形だが、ブロッキ監督は試合後に「アツくなっていただけだ」とコメント。「まずは敬意」「今後こういうことはない」としつつも、エースの行動を問題視しないと明かした。

 シニシャ・ミハイロビッチ前監督は22日、イタリア『メディアセット』でバッカについて、「私が率いていたときは、ああいう緊張はなかった。バッカが交代時に怒ったのは見たことがない」と述べた。

 だが、バッカは一晩かけて冷静を取り戻したようだ。『インスタグラム』で次のように謝罪している。

「冷静になり、時間をかけて考えた。交代のときのことを、監督やチームメイト、ミランのファンのみんなに謝罪したい。あれは僕じゃないよ。ピッチで仲間を助けられると思っていたんだ。難しかったことは分かっている。心から謝りたい。僕はこのユニフォームのために、チームと、チームメートたちと、監督と一緒にいる。僕らはもう、月曜の試合の準備をしているよ」

 バッカのコメントを受け、ブロッキ監督も『インスタグラム』で「素晴らしい」「我々ミランのために団結」と、エースに賛辞を寄せている。

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