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バロテッリ、リバプール復帰を望まず 「ミランには僕を残すだけの金がある」

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 ミランFWマリオ・バロテッリが、希望を明確にした。レンタル元のリバプールに戻ることは望んでおらず、ミランで来季もプレーできることを願っている。

 リバプールで結果を出せず、今季からレンタルでミランに復帰したバロテッリだが、シーズン前半戦は恥骨炎に苦しみ、長期離脱を余儀なくされた。後半戦も満足に出場機会を得られていない。

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは先日、これまでのバロテッリの仕事が残留に値しないと発言しており、背番号45はシーズン終了までに自身の価値を示さなければならない。

 そのバロテッリは前節ユベントス戦、そして17日のサンプドリア戦と、2試合連続でスタメン出場し、一定のパフォーマンスを見せた。バロテッリはイタリア『メディアセット』で、ミラン残留が目標だと話している。

「僕の希望はミランに残ることだ。リバプールではうまくいかなかった。戻りたくない。僕はここ2試合でうまくやっている。あとは6試合だ。ミランには僕を残すだけのお金があるはずだよ」

 また、バロテッリは監督交代について問われると、前任者と新監督の双方をたたえている。

「(クリスティアン・)ブロッキ監督は何をもたらしたか? 技術的にも戦術的にも、彼は少し変更した。どの監督もそういうものだ。僕は彼と話をした。シニシャ(・ミハイロビッチ)と話していたのと同じようにね。2人とも好きな監督だし、僕にとってはさほど変わらない。どちらも好きなんだ」

 一方、ブロッキ監督はバロテッリについて、次のように賛辞を寄せている。

「彼には満足しているよ。今日は、足りなかったのはゴールだけだった。重要な姿勢を見せたね。ただ、それはチーム全体に言えることだ」

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