レスター・シティのFWレオナルド・ウジョアは、出場停止処分を科せられたFWジェイミー・バーディに代わってチームを助けたいと意気込んている。英『スカイ・スポーツ』が報じている・

　2位トッテナムと勝ち点5差で首位に立つレスター。“奇跡”のプレミア制覇に近づきつつあるが、前節ウエスト・ハム戦での退場によりFWジェイミー・バーディが24日の第35節スウォンジー戦を欠場することが決まっている。さらにその際の主審への暴言で追加処分が科せられることも決まっている。そのため、今季はFW岡崎慎司との交代でピッチに入ることが多いウジョアの先発が予想されている。

　ウジョアは「スウォンジー戦でプレーできるかはわからないけど、試合に出場する準備は常にしている。こんな素晴らしいチームメイト達とプレーすることを楽しんでいるし、チームを助けられる力になれることを望んでいるんだ。チームのためにもっと重要な仕事ができるよう願ってる」と意気込んでいる。

　躍進するレスターの“スーパーサブ”として前節のウエスト・ハム戦でも劇的同点PKを決めたウジョア。母国でもレスターは話題となっているようで、「アルゼンチンでも南米でもレスターの事が話されている。今、世界中の人々がレスターに関心を持っているんだ。彼らは少し肩入れしてくれている。小さなクラブがビッグクラブたちを相手に戦っているんだからね」と注目されている喜びを語った。

　それでも浮かれてばかりはいられない。残り4試合でエース不在が数試合続く予定だ。「僕達はリラックスしている。みんながみんな、試合について考えているわけじゃないんだ。試合は重要だけど、リラックスすることも同じくらい重要だ。僕達にとってそれが当たり前の日常なのさ」と焦りはないようだ。

---

●プレミアリーグ2015-16特集