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アヤックスで親子鷹が誕生か 伝説的FWが16歳息子とタッグ

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 強力な“親子鷹”が生まれるかもしれない。元オランダ代表とその息子が、オランダの名門で監督と選手として力を合わせる可能性が浮上した。

 パトリック・クライファート氏は、アヤックスなど欧州の名門でプレーし、オランダ代表としても活躍した。引退後はオランダ代表でアシスタントコーチを務めるなど指導者として歩み、最近ではキュラソー代表監督に就任していた。

 10代でアヤックスにチャンピオンズリーグ優勝をもたらしたその「クライファート」の名が最近、オランダでメディアをにぎわせている。理由は2つある。

 1つは、息子の存在だ。クライファート氏の実子であるジャスティン・クライファートは先週、16歳にして2019年までのプロ契約を結んだ。

 ジャスティンは2007年からアヤックスに所属。現在は下部組織でキャプテンを務めている。「僕はアヤックスで9年プレーしてきた。ここまでしてきたことが報われたと思う」とクラブ公式サイトで語っており、今後の飛躍が期待される。

 そしてこのニュースに、父親の話題が続いた。オランダ『テレグラフ』が、クライファート氏がアヤックスのU-19チームを率いることで口頭ながら合意されたと報じたのだ。これが実現すれば、親子がともに同じチームで仕事をすることになる。

 クライファート氏は今年7月に、ようやく40歳になる。まだまだ若い監督で、息子とともに“伸びしろ”は大きいだろう。2人が順調に成長すれば、トップチームでの“共演”が実現する日が来るかもしれない。
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