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フンメルスの去就は本人次第?決断を待つドルトCEO

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 ドルトムントのキャプテン、DFマッツ・フンメルスの去就は、今週にも決定するようだ。ハンス・ヨアヒム・バツケCEOがドイツ『スカイ』で明かしている。

 ドルトムントは先々週に、フンメルスがバイエルンへ移籍を希望していることを公表。バツケCEOはその後、移籍の実現はバイエルンがドルトムントが提示した移籍金を支払うかに依存すると強調し、要求額が満たされない場合にはフンメルスが残留する可能性を示唆していた。

 一方でフンメルスは、先週にファンが『インスタグラム』に投稿した映像の中で、「まだ何も決まっていない」「あのくそったれな発表により、違った印象で伝わってしまったんだ」などと発言。ファンに対する発言とはいえ、選手本人が移籍を決心していない可能性も取り沙汰される状況となった。

 そしてバツケCEOは7日、フンメルスのバイエルン移籍が、もはやクラブ間交渉の行方ではなく選手本人の決断次第となったと話した。同CEOは『スカイ』に対して、「おそらく来週には決断が下されるだろう」と語り、次のように続けている。

「フンメルスに関する新しいニュースは、まだ存在しない。条件などはすべて伝え合った。マッツは、我々の下で何を得られるのかを把握している。だが彼の故郷がミュンヘンである以上、一個人としての決断を下すことになるだろう」

 バツケCEOのこのコメントは、バイエルンと合意に至った上でのものなのだろうか。あるいはドルトムントがフンメルスに新契約を提示し、その答えを待っているとも受け取れるが、果たして…。

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