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リーガ得点王獲得目前のL・スアレス「自分でも想像していなかった」

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 欲張り、というわけではない。だがバルセロナFWルイス・スアレスは、チームタイトルと個人タイトルをいずれも獲得することに意欲を示している。

 リーガ・エスパニョーラ第37節終了時点で、2位レアル・マドリーに勝ち点1差をつけて首位に立つバルセロナ。最終節の敵地グラナダ戦で勝利を収めれば、他会場の結果に関係なく連覇を決められる状況だ。

 バルセロナはリーガ連覇を目前としているだけでなく、22日にセビージャとの決勝を控えるコパ・デル・レイでも優勝の可能性を残している。L・スアレスは『ESPN』のインタビューで2タイトル獲得に向けて次のように話した。

「リーガの優勝は僕たち次第だ。あと1試合で優勝を決められるところまで来ているのは自覚している。シーズン開幕時に目標としていたのは、このタイトルの獲得だからね」

「セビージャは対戦する可能性があった中のチームで、最も手強い相手のひとつだ。僕たちは互いのことをよく知っている。彼らとの対戦は、いつも難しい試合になるよ」

 一方、昨季の王者はチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーに敗れ、準々決勝進出敗退に追い込まれた。

「リーガで3連敗を喫して、チャンピオンズリーグから敗退することになったのは、本当に大きな打撃だった。僕たちは突破に値するプレーを見せたと思う。だから、すごく苦々しい感覚が残った。でもチームはその後も団結して、自分たちのクオリティーを信じたんだ」

 現在リーガで37得点を記録しているL・スアレスは、得点王争いで2位のレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド(33得点)に大きく差をつけている。

「ゴールを決められるのはチームメイトのおかげだ。最近の試合では、僕がゴールを取れるように、みんなが僕にパスを出そうとしてくれている。自分がバルサで得点王になるなんて想像もしていなかった。この瞬間を楽しみたいと思っているよ」

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