beacon

リーガ、先週末の試合に不審な点があるとして調査?

このエントリーをはてなブックマークに追加

 8日に行われたリーガ・エスパニョーラ第38節、ソシエダラージョ戦で不正が行われた可能性があるとして、スペインプロリーグ機構(LFP)が調査を開始すると報じられている。

 ソシエダの本拠地アノエタで行われた試合は、ホームチームが2-1の勝利を収める結果に終わった。この結果、ラージョは降格圏の19位に転落して苦しい状況で最終節を迎えることになった。

 スペイン『ムンド』は、この試合で何らかの不正が行われた疑いがあるとの告発を受けたLFPが調査を行うことになったと報じた。ラージョの複数選手が、「何らかの報酬」と引き換えに勝利を放棄した疑いがあるのだという。

 疑いがかけられる理由として、この試合に対するベッティング倍率が不自然な動きを見せたことも伝えられている。リーグ中位に位置して目標のないソシエダに対し、残留に向けて結果が必要なラージョが優位と当初は予想されていたが、試合前日になってソシエダ勝利への賭けが急増し、倍率が大きく動いたようだ。

『ムンド』がラージョのパコ・ヘメス監督に接触したところ、同監督は不正の存在を全面的に否定したという。また『アス』がLFPに接触したとして伝えたところによれば、同機構は「正式な告発は受けていない」としつつ、特にシーズン終盤の重要な試合に関して調査を行うのはごく普通のことだと回答したとのことだ。


●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP