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試合内容に不満のトゥヘル、ポカール決勝控えるも「不安でならない」

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[5.14 ブンデスリーガ第34節 ドルトムント2-2ケルン]

 ブンデスリーガは14日、最終節を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでケルンと対戦し、2-2で引き分けた。トーマス・トゥヘル監督の試合後のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 すでに逆転優勝が消滅しているドルトムントは前半11分、MFゴンサロ・カストロが右足ミドルを叩き込み、幸先よく先制する。しかし、前半のうちにケルンに2点を許し、逆転。後半30分にゴール正面で得たFKをMFマルコ・ロイスが決めて同点に追いついたが、勝ち越すことができず、ホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。

「満足していない。気分もよくないね。バイエルンとの勝ち点差はシーズン最後の2試合で10に開いてしまった。とても残念に思う。このような結末を思い描いていたわけではないし、ハッピーではない」

 試合内容に不満のトゥヘル監督。ドルトムントは21日にDFBポカール決勝でバイエルンとの今季最終戦を控えている。「これから調子を取り戻し、それを維持することが余計に難しくなってしまった。だからこそ私は不安でならない。トップフォームでなければベルリンで勝てるはずがない」と発破をかけた。

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