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後任コンテにメッセージを残すヒディンク「プレッシャーはあるが楽しむべきだ」

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 チェルシーのフース・ヒディンク監督は、自身の後任として来季からチェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督に向けて、困難な仕事を楽しむべきだとメッセージを残している。

 昨シーズンはプレミアリーグ制覇を成し遂げたチェルシーだが、今季はリーグ戦を中位で終えることになった。ジョゼ・モウリーニョ監督からチームを引き継いだヒディンク監督も大きく順位を上げるには至らず、15日の最終節に勝っても最高で9位フィニッシュとなる。

 その最終節の相手は、今季まさかの優勝を成し遂げたレスター・シティだ。プレミアリーグの力関係には変化が生じており、来季以降もレスターにように予想外のチームが躍進する可能性もあるとヒディンク監督は考えているようだ。イギリスメディアが同監督のコメントを伝えた。

「来シーズンもまたサプライズがあるかもしれない。今は多くのチームが、スカウトがしっかりしていれば、金銭的には良い選手たちを獲得することができる」

「つまり、毎年タイトルを争ってきたような実績ある4チームや5チームが自動的に安泰だとは限らないということだ。そうではない可能性が高いと私は思う」

 初めてイングランドで指揮を執るコンテ監督は困難に直面することになるかもしれないが、それを楽しめばいいというのがヒディンク監督からのアドバイスだ。

「彼にメッセージを残すとすれば、言うのは簡単だが、『楽しめ』ということだ。ビッグクラブではプレッシャーやストレスがあるものだが、それに対処して楽しめばいい。プレミアリーグは、私が経験してきた中でも、仕事をするのに最も美しいリーグの一つだからね」

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