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ミュラー、ペップの男泣きに「仕事を終えて一人の人間として振る舞えた」

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 バイエルンMFトーマス・ミュラーが、DFBポカールを制した喜びを語った。一方で、ジョゼップ・グアルディオラ監督が感極まった様子だったことについては、ドイツでの仕事を終えた指揮官の自然な姿だと話している。

 PK戦の末にドルトムントとの決勝を制したバイエルンは、2年ぶりに国内2冠を達成した。試合後、ミュラーはドイツ『スカイ』で次のように述べている。

「120分プレーしてPK戦となるのは、誰にとっても残酷だ。ただ、いつかは勝敗を決めなければいけない。今日は、それで勝てなかったら、決め切れなかったチャンスを嘆くことになっていただろうね。だからすごくホッとしているよ」

「すごく良い試合を見せたと思うけど、前線では何かが足りなかった。それでもパフォーマンス自体は素晴らしかった」

 ライバルのドルトムントを評価しつつ、ミュラーはバイエルンが上回ったと述べている。

「ドルトムントは非常に優れたチームだ。ボールを持つときも上手い。だけど、今日の僕たちは彼らにそれをさせなかったよ。圧倒できたと思う。彼らには(ピエール・エメリク・)オーバメヤン、マルコ(・ロイス)、(ヘンリク・)ムヒタリャンといったスピーディーな選手たちがいるので、危険なカウンターを仕掛けられることもあったけどね」

 これがバイエルンでのラストゲームとなり、来季からマンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督は、試合後に涙を見せていた。ミュラーは、これほど感情的な指揮官を見るのは初めてだと述べている。

「見たことがないね。でも、すべてが終わって、感情的になってもいいと思う。仕事を終えて、やっと一人の人間として振る舞うことができたのだろう」

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