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CB補強目指すバルサ、ユナイテッド退団濃厚のブリントを獲得か

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 バルセロナは、マンチェスター・ユナイテッドMFダレイ・ブリントの獲得を検討しているのかもしれない。スペイン『スポルト』が報じた。

 バルセロナはこの数年DFジェラール・ピケとMFハビエル・マスチェラーノの2選手をほとんど固定して最終ラインで起用し続けてきた。DFマルク・バルトラやトーマス・ベルメーレンらはルイス・エンリケ監督の信頼を勝ち取るには至らず。この夏、センターバックの獲得に補強資金の大半をつぎ込む目論見だ。

 移籍市場が活発化する夏を前にして、バルセロナに補強の可能性が出てきている。ジョゼ・モウリーニョ新監督を迎えたユナイテッドで、ブリントが放出候補に挙げられているからだ。

 バルセロナは以前からブリントに関心を寄せていた。ブリントはバルセロナのレジェンドである故ヨハン・クライフ氏が育成組織を整えたアヤックスの出身選手だ。いわば、バルセロナのDNAを備えた選手と言える。2年前に獲得に動いた際には、当時ルイス・ファン・ハール氏を招へいしたユナイテッドが移籍金1750万ユーロを支払って早々とブリントを確保し、バルセロナに打つ手はなかった。

 だが状況は変わった。モウリーニョ監督が求めるのは、フィジカルに強いCBだ。指揮官のイメージに、ブリントはフィットしない。一方で技術の高さとCB、SB、ボランチをこなすポリバレントな能力はバルセロナで高く評価されている。

 2018年まで契約を残しているブリントを獲得したいのであれば、バルセロナはユナイテッドとクラブ間交渉を行わなければならない。ユナイテッド側は1800万ユーロ前後の移籍金を求めると見られている。

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