レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、去就が不確定となっているMFイスコの残留を強調している。

　今季途中から就任したジダン監督の下で出場機会が減少したイスコは、この夏に移籍するのではないかと盛んに噂されている。ジダン監督の現役時代の古巣であるユベントスも、イスコに関心を持っていると噂されるクラブの一つだ。

　だが、自身の主催するスポーツセンター「Z5」のオープンのためトリノを訪れたジダン監督がイスコの残留を主張したとして、イタリアやスペインの複数メディアが伝えている。

「イスコは我々の選手だ。移籍することはないよ。今のところユーベと話はしていない。彼とは近いうちに話をする予定だ」

　マドリーが買い戻しオプションを行使するのではないかと予測されるユベントスFWアルバロ・モラタについては次のようにコメントしている。

「イタリアで大きく成長したね。ユーベですごく良くやっていると思うよ。ユーベはまだあと1年彼にいてほしいんじゃないかな」

　就任初年度でチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げ、名将への道を歩もうとしているジダン監督は、将来的にユベントスを率いる可能性もあるのだろうか。

「フランス代表を指揮するのが夢だというのは前にも言ったとおりだ。ユーベ?人生では何が起こるか分からないよ」

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