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脱税容疑メッシが出廷「何も知らなかった」…メディア、ファン大挙

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 脱税事件に関与した疑いがかかっているバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2日、スペインの裁判所に父親のホルヘ・メッシ氏とともに出廷した。

 世界的スーパースターの不祥事とあって注目度は高く、多くのメディアやファンが裁判所周辺を取り囲んだ。『マルカ』など現地メディアによると、メッシは契約書へのサインは認めたものの、意図的な脱税への関与については否定。「僕はサッカーがしたいだけなんです。何も知らなかった。(お金のことは)父親と税理士を信頼していたんです」と訴えた。

 メッシは2007年から2009年までの肖像権収入で416万ユーロ(約5億円)の脱税をしたとして、父親とともに容疑をかけられている。22か月15日の懲役刑が求刑されており、メッシはこの日、コパ・アメリカに向けて調整するアルゼンチン代表を一時離れて、裁判所に出廷した。

 メッシは「僕をだましたりすることはないと思って、言われるがままにサインしたまでなんです」と主張。一方の父親のホルヘ氏も「私にとっては(税金については)中国語と同じで何も分からなかった。資産の管理はすべて(税理士に)任せていた。私はいつだって息子の助けになりたいんだ」と語った。

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