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ベンゲル、来季以降も続投へ? 「長期的計画」があると語るアーセナルCEO

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 ここ最近はサポーターからの批判も増えているアーセナルアーセン・ベンゲル監督だが、来季の続投はもちろん、それ以降も指揮を執り続けることになるのかもしれない。イバン・ガジディスCEOが見通しを語っている。

 ベンゲル監督率いるアーセナルは毎年一定の好成績を残しながらも、プレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ上位進出には届かないシーズンを繰り返している。12年連続でリーグ優勝を逃すことになった今季は、一部サポーターからの退陣要求も激化していた。

 66歳となったベンゲル監督は、現在の契約があと1年で満了するが、ガジディスCEOは同監督とともに「長期的」なプランを進めているのだという。イギリス『テレグラフ』がCEOのコメントを伝えた。

「彼は60代半ばだ。ここでの時間がいつ終わりを迎えるのかと考えるのは自然なことではあるが、真実は誰にも分からないよ」

「変化というものは、それがいつ起こるとしても最大の挑戦の一つとなる。だが我々が今後すぐにそれに直面することはない。もちろん彼は来年も監督を務めるし、我々は一緒に長期的な計画を立てて様々な決定を下しているところだ」

 最終的に2位でシーズンを終えたアーセナルだが、ガジディスCEOはこの成績に満足せず、大型補強を行う準備もあるという姿勢を見せた。

「我々はそれ以上を望んでいたし、シーズン中にチャンスはあったと思う。なぜ我々の野心に届かなかったのか、厳しく現実的な目で精査しているところだ。2位が悲劇だと言うことはできないが、求めていたものではない」

「今の我々の立場は4、5年前とは異なっており、チーム最高の選手たちを売却する必要はない。監督が必要な選手を特定したときには、ワールドクラスの選手たちを獲りにいくことができる」

 来季に向けてアーセナルは、すでにボルシアMGからスイス代表MFグラニト・ジャカの獲得を決定している。

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