アーセナルが、レスター・シティFWジェイミー・バーディの獲得に迫っている。同クラブのレジェンドであるマーティン・キーオン氏は、この補強がチームにとって大きなものになると感じているようだ。

　まだ移籍が決定したわけではないものの、バーディがアーセン・ベンゲル監督のスタイルに合うかは早くも議論になっている。ネガティブな意見も少なくないが、元イングランド代表DFは欠けていたピースだと見ており、『888sport』のインタビューでこう話した。

「バーディは、アーセナルのストライカーに持ってないものがある。彼は守備のために後ろに走ることをいとわない選手だ。彼はとても良い選手で、とても厄介になるね」

「アーセナルを強化する選手だ。中央のエリアで欠けているものがある中で、プレーにバリエーションをもたらす」

　アーセナルはすでにボルシアMGからMFグラニト・ジャカを獲得した。キーオン氏は次のシーズンに向けた野心を感じている。

「意図は明白になっている。とても競争的な夏になりそうだ。グアルディオラとモウリーニョがやってきて、リバプールではクロップがチームを成長させている。監督陣はプレミアリーグ史上最高のシーズンになるだろうね。その中でベンゲルの長期政権は注目に値する。チェルシーはひどいシーズンを送ったが、それを繰り返すことはできない」

「アーセナルが競争力を手にすることに疑いはない。ただ、EUROは多くの動きに影響を与える。選手を獲得するためにし烈な競争があるから、今は嵐の前の静けさみたいなものだね」

　バーディ獲得寸前と言われるアーセナル。キーオン氏に疑問はないようだ。

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