ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、ローマからの加入が決定したMFミラレム・ピャニッチを歓迎し、活躍への期待を口にしている。

　ピャニッチは5年間過ごしたローマを去り、ユベントスに加入することが13日に正式に発表された。ローマには3200万ユーロの移籍金が支払われ、ユベントスとの契約は5年間となる。

　アッレグリ監督は期待の新戦力について次のようにコメントしている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「ピャニッチの加入は非常に重要なものだ。中盤の層を厚くしてくれる。レベルを上げてくれる選手はあまりいないが、彼はそういう選手の一人だよ」

　アッレグリ監督はピャニッチを複数のポジションで起用することを考えているようだ。前十字じん帯断裂の重傷で来季序盤戦を欠場するMFクラウディオ・マルキージオの代役もそのひとつかもしれない。

「フォーメーションの問題ではない。チームを勝たせるシステムがあるわけではない。あったとしても素晴らしい選手たちが必要であり、そういう選手たちが最大限の力を発揮できる状況にしなければならない」

「十字じん帯(の負傷)に関しては、復帰の予定どおりにはならないものだ。ミラレムはディフェンスの前でも、中盤サイドでも、トップ下でもプレーすることができる。3つのポジションをこなせる選手だ」

一方、サッスオーロFWドメニコ・ベラルディは獲得が実現しなかった。指揮官は失望を隠していない。

「サッスオーロに残ることを選んだのは残念だよ。彼にはユーベに来るようにとアドバイスしていたからね。今後成功できる選手であることは間違いないと思う」

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