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EURO3連覇に最大の試練…守護神神話も崩壊でメディア悲観「オーラ失った」

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 前人未到のEURO3連覇を目指すスペイン代表に最大の試練が訪れている。21日にグループリーグ第3節でクロアチア代表と対戦したスペインは、前半7分に先制したものの、前後半終了間際に1点ずつを献上し、1-2で逆転負けを喫した。クロアチアにかわされ、D組2位通過が決まったスペインは、なんと決勝トーナメント1回戦で、前回大会の決勝の組み合わせと なるイタリア代表と激突することが決まった。

 守護神の無失点記録も途絶えてしまった。GKダビド・デ・ヘアはスペイン代表として出場した公式戦でこれまで一度もゴールを許していなかった。しかし前半45分にFWニコラ・カリニッチにゴールネットを揺らされたことで、記録は495分間で止まった。

 17日のトルコ戦を完封し、元イングランド代表GKゴードン・バンクス氏の持っていた代表デビュー無失点記録の442分間を更新したばかりの若き守護神の神話崩壊に、スペイン『マルカ』は「オーラを失った」と悲観的な見出しを付けて、敗戦の大きさを伝えた。

 ただスペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は「望んでいた道ではない」としながらも、現実を受け止めている。『uefa.com』によると、「イタリア戦について分析する時間は十分にある。この敗戦からできるだけ早く立ち直り、できるだけいいコンディションで27日の試合に臨みたい」と闘志を燃やした。

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