トップチームのテストマッチから外れる　昨季の例も

　ヘルタ・ベルリンMF細貝萌が、パル・ダルダイ監督の構想から完全に外れていることが明確となった。ドイツ『ビルト』が報じている。

　ヘルタは8日、4部チームとのテストマッチで22選手をプレーさせたが、起用が予定されていなかった主にユースの選手たちは、午前中からトレーニングして汗を流した。そのなかに、ロニー、ロイ・ベーレンスともに細貝の姿も混じっていたという。

　『ビルト』は、トップチームから外されている選手はクラブが放出をすでに決定していると報道。移籍先を探すように伝えているとのことだ。

　ヘルタは昨季もMFペーター・ニーマイヤーとFWサンドロ・ワグナーに同様に移籍を勧め、両選手は当時1部昇格を果たしたばかりのダルムシュタットに移籍している。

　細貝は昨シーズン、ブルサスポルにレンタル移籍していたが、トルコのクラブは買い取りオプションを行使しなかった。100万ユーロに設定されていたオプションは、6月で期限切れとなっている。

　ドイツ『キッカー』は以前、細貝にはトルコのブルサスポル以外のクラブ、そして古巣の浦和レッズが興味を示していると報じていたが…。

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