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6年契約なのに10か月のスピード解雇…モイーズ監督「マンUでは不当に扱われた」

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 サンダーランドデイビッド・モイーズ新監督がマンチェスター・ユナイテッドでは不当な扱いを受けたと主張している。『ESPN』が伝えた。

 2013年5月にアレックス・ファーガソン氏の後任としてユナイテッドの指揮官に就任したモイーズ監督。しかし、リーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃しただけでなく、不名誉な記録をいくつも更新してしまい、2014年4月に解任が発表された。

 モイーズ監督は1年も持たなかった短命政権に対し、「ユナイテッドでは不当に扱われていた。6年契約だったのに10か月で解雇されるなんてね。あれは不当だったと考えているよ」と今でも不満を抱いているようだ。

「確かに、十分に勝ちきることはできなかった。だが、もっと時間を与えられてしかるべきだった。私がユナイテッドにいて思ったのは、トップであるということの難しさだ。どこで働けるのか、あるいはどこで働くべきなのか、そして自分のレベルがどこにあるのかまで含めてね」

 結果が出るまで悠長に待ってくれないビッグクラブ特有の難しさを漏らしたモイーズ監督だが、「私はプレミアリーグ全ての監督の中で、4番目に勝利の多い監督だと思っている」と自身のこれまでのキャリアに誇りを持ち、「その経験をサンダーランドに少しでも生かすことができればと考えているよ」とこれからの仕事に視線を向けた。

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