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ヘセの移籍が秒読みのレアル、今夏の選手売却益でバルサに圧勝

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 FWヘセ・ロドリゲスの移籍が秒読み段階となっているレアル・マドリーは、今夏の選手売却で宿敵バルセロナを大きく上回る収益を得る見込みだ。

 レアルはヘセの移籍でパリSGと合意に達しているとみられる。移籍金は、2500万ユーロ(約28億1500万円)程度になるようだ。ヘセの移籍が成立すれば、レアルは今夏の収益を4000万ユーロ(約45億円)まで伸ばすことができる。

 選手の売却益はビジャレアルに移籍したMFデニス・チェリシェフ(1000万ユーロ)、フランクフルトに移籍したMFオスカル・マスカレル(150万ユーロ)、バレンシアに移籍したMFアルバロ・メドラン(150万ユーロ)。これに、以前レアルに所属していたFWゴンサロ・イグアインナポリからユベントスに移籍したことにより、選手形成費扱いで220万ユーロが加わる。

 一方、レアルのライバルクラブであるバルサは選手売却に苦戦している。移籍金が発生したのはドルトムントに移籍したDFマルク・バルトラ(800万ユーロ)、ハンブルガーSVに移籍したMFアレン・ハリロビッチ(500万ユーロ)、ベジクタシュに移籍したDFアドリアーノ・コレイア(60万ユーロ)のみ。DFダニエウ・アウベス、DFマルティン・モントーヤ、MFアレクサンドル・ソング、FWサンドロ・ラミレスはフリーで新天地へと渡った。

 7選手を放出したバルサが得た資金は1360万ユーロ(約15億2300万円)で、レアルには遠く及ばない数字だ。ヘセ一人と比べても、およそ半額という売却益にとどまっている。

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