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W杯18日目のみどころ

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 W杯18日目となる26日には、日本が戦ったグループFからオーストラリアが登場する。対戦相手は優勝候補の一つイタリアだ。試合はカイザースラウテルンで17時(現地。日本時間6月26日0時)に行われる。

 イタリアは8大会連続でベスト16入りを果たしている、言わずと知れた強豪国。初めて決勝トーナメント進出を果たした豪州に比べれば圧倒的有利と見られている。イタリアは大会前にセリエAのスキャンダルやトッティの不振など暗い話題が多かったが、無難にグループリーグ突破を果たしてもいる。しかし4試合出場停止という罰を科せられたデ・ロッシを欠き、また、守備の要であるネスタが前試合のチェコで負傷退場。この試合は代替出場のマテラッツィがゴールも挙げる活躍を見せたが、不安がないではない。

 一方の豪州は、「失うものはなにもない」状態だ。名将ヒディンク監督に率いられ、今大会のサプライズにもなっている同チームがイタリア相手にどんなゲームを展開するかが注目される。

 この日はもう1試合、21時(現地。日本時間26日4時)からケルンでスイス対ウクライナが行われる。

 08年ユーロの開催が決まっているスイスは若手中心の編成となっているが、フォンランテンの代替でメンバー入りを果たしたハカン・ヤキンなどベテランも躍動。グループGを2勝1分けで首位で通過し(フランスに0-0。トーゴに2-0。韓国に2-0)、ここまで無失点と堅い守備陣を誇る。ただ、韓国戦で守備の要所を占めるDFセンデロスが負傷、欠場濃厚であることが心配の種か。

 対するウクライナはグループリーグ初戦スペインに0-4と大敗したものの、続くサウジアラビアに4-0、チュニジアに1-0で勝利してHグループ2位通過。エースFWのシェフチェンコもここ2試合連続ゴールを挙げ、この試合でのゴールにも期待がかかる。

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